アンニョンハセヨ。天草市国際交流推進員の李です。
もう4月末に入り、皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
私はいつもと同じく元気に過ごしています。
今回の日記では4月13日(水)と21日(木)天草市産業政策課主催の「まちゼミ」で講師を務めましたので、投稿させていただきます。
私のゼミは2回に渡って韓国の「食文化」と「伝統音楽」について1時間お話をする時間でした。
まちゼミとは銀天街のお店を中心に、お店の人が講師を務め、専門知識を市民に教えるゼミのことです!
私自身も去年、何回かゼミに参加したことがあったのですが、とても充実した時間だった覚えがあるので、皆さんにもおすすめしたいです!
他のゼミでは「健康」、「美容」、「食」、「園芸」などたくさんのテーマを用意されているので、お時間があれば得するまちゼミに参加してみてはいかがでしょうか?きっと充実した1日になりますよ!
● まちゼミの様子 ⇩
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● まちゼミの内容 ⇒ 韓国の国学「パンソリ」
通常「ウサギ伝」 、「兎生員伝」、「すっぽん伝」(토끼전, 별주부전, 토생원전 )と呼ばれる説話の内容に基づいて作られた【水宮歌】と水宮歌の内容から抜粋した内容で作られた【ボム ネリョオンダ】(虎が下りてくる)の曲を聴きながら、韓国の伝統音楽を楽しむ。
●「ウサギ伝」の全体的なあらすじ
病気になった竜王の前に道士が現れ、陸地の「ウサギ」の「肝」を食べると病気が治ると教えてくれる。しかし、海の大臣たちは陸地に出ることを中心にもめるばかりで、中々使者は決まらない。そんな中、出世したかった「すっぽん」が手を上げ、「ト生員」を探しに旅を立ち、旅する中の出来事を描いた物語。
①【ボム ネリョオンダ】のあらすじ
陸地で「ト生員」を見つけたすっぽんが「ト生員」(作中ウサギの名称)を「ホ生員」と呼ぼうとして、力が抜けてしまい、呼び間違えて「ボム」(虎)に出会う物語。
●ボム ネリョオンダの曲はこちら→https://youtu.be/3P1CnWI62Ik
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②(1)に続く、【水宮歌】のあらすじ
竜宮についてくると官職とお金持ちにしてあげると「ト生員」を騙すことに成功したすっぽん。竜宮についていったは「ト生員」竜王に出会い、だまされたことに気付く。その時、肝を陸地に置いてきたと嘘をつき、逆に竜王とすっぽんをだまして陸地に戻った「ト生員」は陸地にたどり着いた瞬間、逃げてしまう。
●伝統的な国楽「パンソリ」の「水宮歌」はこちら→https://youtu.be/PdU4f7Gdnuo
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